沖縄・八重山へ再び(3)

紅露工房から車道への小道
紅露工房から車道への小道

沖縄八重山の旅、後半に突入です。

4月10日、東京から柴崎先生とマッキーがやってきます。

 

お昼前、大原港に着いたとマッキーから電話。

上原港への船は欠航だったので、

もう一つの港の大原港からレンタカーでやってきます。

途中スッタモンダ(笑)がありながらも

上原港まで来て、電話でそこからの道を案内。

15分後くらいに工房に着くはずでした(笑)。

工房入り口は非常に分かりにくいので、表に出て迎えます。

電話をしてからまだ5分たったかたたないかでしたが

小道から道路に出た瞬間

西表では見たことがないスピードでビュン!と通りすぎた車が…。

まさかね…まだ来ないよね…今の違うよね…。

その後しばらく待ってもそれらしき車は来ません。

電話をすると、そう、あのハイスピードな車がそうだったのです。

ハイスピードとは言っても、都会では普通の速さですけどね(笑)。

かなり先まで行って戻ってきて、ようやく二人に出会えました。

 

前述が長くなりましたが、ここから賑やかな旅の始まりです。

工房内を石垣昭子さんが案内をします。

柴崎先生とマッキーが居てくれたからこそ聞けるお話もあり、

私も勉強になりました。

 

青峰釜という西表の土を使って陶芸をしている釜にもいきました。

ユニークな表情のシーサーがたくさん!

器も手に取ると馴染む形、土の優しい色。

ここで、お願いして石垣のワークショップで絵具として使うための土も頂きました。

ありがとうございます!

 

夕方になって、洋子さんのお友達がもう一人合流して夕ご飯。

昭子さんも、柴崎先生も楽しそう♪

そこにマッキーもいて、ここが西表で、

こんな素敵な時間が実現するなんて!

私はうれしくてニヤニヤしてました。

 

翌日は、昭子さんの案内でウナリ崎へ。

ここは、映画『地球交響曲』で昭子さんが出演した際にも映っていた岬。

ウナリ神という神様の降りる神聖な御嶽。

当時はリゾート開発されたものの、経営が破綻し撤退したまま廃墟となっていました。

映画では、ここを綺麗に戻したい願いを訴えていた昭子さん。

そして

10年以上の時がかかりましたが、昭子さんの願いがかなったのです。

更地になったのは、この3月。

映画『地球交響曲』がつないだこのご縁。

柴崎先生やマッキーに見てもらうためのこのタイミング、と言ったら言い過ぎでしょうか?

必然を感じます。

 

リゾートホテルが建ったために環境を崩されたビーチにも行きました。

環境が崩れると、風や波の動きも変わりビーチが侵食され

やがてはそのホテルが建っている土壌そのものが傾き

このホテルが撤退するのも時間の問題だろうと言っている人もいるのだそうです。

自然の力に畏敬の念を抱きます。

 

昼食に、西表一美味しいひろこお婆のジューシーを頂いて

いざ石垣島へ!

港に向かう車の中も大騒ぎ(笑)

のんびりまったりも良いけど賑やかなのも楽しい♪

 

石垣島でも素敵な出会いが待っています!

(続く)

 

昭子さんの説明に感心する二人
昭子さんの説明に感心する二人
ウナリ崎
ウナリ崎